鎌倉の生き物-鳥類

ジョウビタキ

私たちの事務所は鎌倉の中でもやや山の中へ入ったところにあり、360度、周りはほぼ山に囲まれています。そして目の前には清らかな川が流れています。

私たちはこの場所を少し美化して「鎌倉の奥座敷」なんて呼んでいます。

主に私たちの事務所周辺で実際に見聞きした動物の記録の中から、鳥類に限って紹介します。

トビやカラスやスズメなど、鎌倉では当たり前に見ることができる鳥は除いています。

鳥類以外(陸上生物、水生生物、虫)については別の関連記事をご覧ください。

なお、この記事は、2022年から2024年の記録をまとめたものです(春だけは2023年から)。

1 春の鎌倉で見聞した鳥類(2023年から2024年)

「春」は3月から5月の期間です。

  • ジョウビタキ 事務所前の川中の石の上にとまっていた。
  • カワセミ 事務所の前は川なので、カワセミは頻繁に見る。事務所の庭先から川に向かって一本のパイプが突き出ていて、よくそこにとまっている。小魚を咥えていることもある。
  • ガビチョウ 高らかに鳴いているのをよく聞く。事務所の庭にもしばしば降り立つ。
  • キセキレイ 事務所前の川中の石の上にとまっている。
  • ウグイス 2023年は3月7日に、2024年は3月3日に初めてウグイスの声を聞いた。
  • コジュケイ 事務所前の山でよく鳴いている。
  • ツバメ 2023年は3月17日に、2024年は3月29日に初めてツバメの姿を見た。
  • シジュウカラ、ヤマガラ、メジロなど 春になると、事務所の周りは小鳥たちの囀りで賑やかになる。
  • フクロウ フロウの鳴き声は夜または明け方に聞ける。春において、鳴き声を聞いた日付は次のとおり。2023年:4月3日。2024年:3月18日、4月13日、4月25日、4月27日、5月8日。
  • アオバズク 夜、事務所の近くの山からアオバズクの鳴き声が聞ける。
  • コゲラ 事務所前の川際の椋木にコゲラがやって来る。木を突いて回る。
  • ホトトギス 2023年は5月17日に、2024年は5月15日に初めてホトトギスの鳴き声を聞いた。
  • ヤマシギ なかなか見られない鳥だが、事務所前の川中の石の上にとまっている姿を目撃した。

2 夏の鎌倉で見聞した鳥類(2022年から2024年)

「夏」は6月から8月の期間です。

  • ガビチョウ 春同様、高らかに鳴いているのをよく聞く。事務所の庭にもしばしば降り立つ。
  • コゲラ 春同様、事務所前の川際の椋木にコゲラがやって来る。
  • カワセミ 春同様、カワセミの姿はよく見られる。
  • ホトトギス 5月から鳴き始めたホトトギスは昼夜を分かたずよく鳴いている。梅雨が開ける頃からあまり聞かれなくなり、2022年は7月21日、2023年は7月24日に一度だけ鳴いたのが最後だった(2024年は記録していない)。
  • コジュケイ 春同様、山でよく鳴いている。
  •  子鴨を多く引き連れた鴨の一家を事務所の前の川でよく見かける。親鴨は絶えず周りを警戒しているが、子鴨は食事に夢中。
  • ウグイス よく鳴いているが、八月の盆あたりからは聞かれなくなる。
  • ハト 鶴岡八幡宮の境内にいるようなドバトは全く見られない。全て山鳩(キジバト)。事務所の庭にパンくずなどを撒くと、啄みにやって来るのは大体この山鳩か雀だ。夏の日盛りに庭で羽や尾羽を広げている姿が見られるが、虫干しをしているようだ。
  • サギ 事務所の前の川にはアオサギ、五位サギ、コサギがやって来る。

3 秋の鎌倉で見聞した鳥類(2022年から2024年)

「秋」は9月から11月の期間です。

  • アオサギ 事務所前の川で頻繁に見かける。
  • コサギ 事務所前の川で頻繁に見かける。
  • カッコウ 2023年9月19日の朝、カッコウの声で目覚める。しかし、それは夢の中で聞いた声だったかもしれない。後にも先にも、この時以外にカッコウの声は一度も聞いていないから。
  • コジュケイ 相変わらず山でよく鳴く。
  • 山鳩(キジバト) 相変わらず事務所の前の庭に来る。
  • カワセミ 相変わらず事務所前の川でよく見られる。
  •  事務所前の川の中にしばしば見かける。
  • セキレイ 事務所前の川で見かける。ハクセキレイかセグロセキレイか見分けがつかず。キセキレイも見かける。
  • ノスリ 11月中旬から見かけるようになる。
  • フクロウ フロウの鳴き声は夜または明け方に聞ける。秋において、鳴き声を聞いた日付は次のとおり。2023年:9月23日、10月1日、11月16日。2022年と2024年は記録なし。
  • モズ モズの声はよく聞こえる。
  • ジョウビタキ 事務所前の庭にジョウビタキがやって来る。

4 冬の鎌倉で見聞した鳥類(2022年から2025年の2月)

「冬」は12月から2月の期間です。

  • カワセミ 冬季においても相変わらず事務所前の川でよく見られる。
  • ジョウビタキ 事務所前の庭でもよく見られる。
  • 山鳩(キジバト) 相変わらず事務所の前の庭に来る。
  • コジュケイ 相変わらず山で鳴いている。
  • ノスリ その姿も声も割と頻繁に見聞きできる。
  •  事務所前の川に時々姿を見せる。
  • シロハラ 事務所前の川向こうの家にシロハラがいた。
  • イソヒヨドリ 事務所前の川向こうの家の屋根によくその姿がある。
  • オオタカ 事務所の上空をカラスほどの大きさの羽裏が白い猛禽類が飛翔していた。オオタカか?
  • 鳩ほどの大きさの猛禽類 羽の裏が白い猛禽類が事務所の上空を飛翔していた。特定できず。
  • ウグイス 2025年は2月28日に初めてウグイスの声を聞いた。