鎌倉市川喜多映画記念館

鎌倉・川喜多邸を訪れた映画人

川喜多邸に訪れたアラン・ドロン

川喜多映画記念館の開館15周年の企画展「鎌倉・川喜多邸を訪れた映画人」へ行ってきました。





この企画展は2025年8月2日から同年11月24日まで開催しています。

川喜多映画記念館は鎌倉における私の憩いのスポットです。

写真にあるイイ男はアラン・ドロンです。
番傘を差しているところに好感と親しみが湧きます。

この映画記念館はかつて川喜多さんの別邸があった場所ですから、記念館に併設してその邸宅があります。

川喜多さんは夫妻で協働して外国映画を日本に、また日本映画を外国に紹介する仕事に尽力した方々で、そういう人たちですから、ここ鎌倉の別邸は多くの映画人の交流の場として活用されました。





上のアラン・ドロンも川喜多邸を訪れた一人。ほかにはベルナルド・ベルトルッチ監督、小津安二郎監督を敬愛しているヴィム・ヴェンダース監督、田中絹代、今日出海、蓮實重彦、そして笠智衆などなど、実に多くの映画人・著名人が訪れています。

鎌倉市川喜多映画記念館 外観

川喜多かしこ

奥さんの川喜多かしこさん。もちろん私は会ったことがありませんが、写真のお姿を拝見するに、決まって人柄の良い優しいご婦人であったこと間違いありません。





若かりし坂本龍一に肩を抱かれて、互いに頬と頬を擦り寄せている写真がありましたが、かしこさんの照れてはにかんだような顔が私は大好きです。この写真は今回の特別展だけではなく、常設して展示されているものだったと記憶しています。

Lab 鎌倉奥乃院 代表 益田寿永