鎌倉を詳しく知る〜鎌倉の詳しいガイドブック〜

もし鎌倉という街が無かったとしたら、それは夜空に月が無いのと等しく、この世界はとてもつまらないものになるでしょう。では、一体鎌倉の何がいいのか。それを説明することは、やはり月のよろしきを説明することに似て簡単ではありません。
私の場合、まず普段暮らしている東京の街(鎌倉を知った初めは東京に住んでいました)の近くに鎌倉があることに非常な癒しを覚えたことがありました。
重要なのは、鎌倉が東京という殺風景な街の近くにあるということです。
誰でも、切通しを抜け出た先には、それまで居た場所とは違う、別の時間が流れていることにやはり一種の癒しのようなものを感じることでしょう。
それからというもの、私は鎌倉の虜のようになってしまって、紆余曲折はありましたが、ついに鎌倉で実際に暮らすようになりました。
切通しの向こう側の世界の住人になったのです。
はっきり言いましょう。切通しのこちら側と向こう側とでは世界が違います。そして、今のところ鎌倉は私を裏切らず、したがって私は以前にも増して鎌倉を愛しています。
ともあれ、鎌倉とは一体どんな街なのか。このことがよく分かる本を2冊紹介したいと思います。いずれも私が代表を務めるLab 鎌倉奥乃院で発行している電子書籍です。
Lab 鎌倉奥乃院 代表 益田寿永
Contents
「鎌倉の鍵」 著者:遠田寿
以下、本の紹介の抜粋
鎌倉の街は緑の小箱。鍵をさして蓋を開けてみよう! そこにはたくさんの物語が詰まっています。
本書は鎌倉の初級編。それでも鎌倉の多面的、あるいはモザイク的全貌は示されています。さらに一歩踏み込んだガイドブックです。
写真をなるべく多く掲載し、ストレスなくご覧いただけるよう配慮しています。
目次:1 中世、2 境界地点、3 頼朝、4 実朝、5 大仏、6 作家、7 阿仏尼、8 Ozu、9 女優、10 海、11 江の島、12 庭
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「鎌倉の歴史と芸術」 著者:益田寿永
以下、本の紹介の抜粋
鎌倉という街は私たちを幸福にしてくれます。そして今や、その「私たち」とは、日本人だけではなく、世界の人々がこれに該当するでしょう。 中でもこの本の著者にとっては、その人生において、鎌倉は欠くことのできない必要な街になっています。鎌倉を思うだけで元気が出てきます。
どうして元気が出るのか?
鎌倉は多面的な街です。一面に中世の歴史があり、他面にはグルメやマリンスポーツ、それに文化、芸術、そして海山の自然があります。
人々に幸福をもたらす街、元気にしてくれる街、鎌倉とは一体どんな街なのか?
本書では、「歴史」「和歌・短歌」「絵画」そして「映画」の四つのテーマから鎌倉の正体を明らかにしていきます。いずれも鎌倉に深く根を張っている重要なテーマです。
鎌倉を知ることは日本を知ることであり、それはその歴史と美しさに我が身がいつも包まれているということです。
ストレスなくお読みいただくための一助として、要所に写真を掲載しています。
大まかな目次:「鎌倉の歴史」「鎌倉の和歌・短歌」「鎌倉の絵画」「鎌倉の映画 松竹大船撮影所」
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